簡単な、鯉口の締め方

居合等で、頻繁に刀を抜き差ししていると、だんだんと鯉口が緩く成ってきます。

そのままそのまま放置していると、下を向いたときに刀が地面に

抜け落ちるような状態となります。

こうなると、とっさに刀を取りに行ってしまって、左手を大きく斬る

原因ともなります。

そうならない様に鯉口は、時々確認して、緩んで来れば、

早めに補修しておくと、

危険の防止に繋がるのは勿論、安い替鞘でも、長く使い続けることが出来ます。

皆さん既にご承知とは思いますが、当店のパートさんの

お勉強を兼ねてやってみました。

使用するのは、ハサミ、経木(無ければ、ナイフで木を薄く切って

貰っても十分です。)

木工用ボンド、割り箸等、接着の時押さえる棒、だけです。

まず、ハサミで経木を、2×20ミリ程度に切り出します。

ハサミと経木
ハサミと経木

これを、鯉口の刃側に当てて見て、経木の幅が大体合っているか

確認します。

ここで、経木の幅の太い、細いを調節して貰います。

鞘と経木
鞘と経木

次に経木に木工用ボンドを着けて、その経木を鯉口の刃側に

貼り付けます。

ボンドと経木
ボンドと経木
鞘と経木とボンド
鞘と経木とボンド

浮き上がる事もあるので、お箸等で、上から押さえ付け、しっかりとくっつけます。

鞘と経木とお箸
鞘と経木とお箸

これで完了。

後は、ボンドの乾くのを待って、刀身を鞘に納めるだけです。

簡単です。

鯉口の緩みを、あまりに放置して、完全に痛めてしまうと、

こう言う簡易な補修では効かなくなり、鞘を作り直ししなければならなくなるので、

マメな補修を心がけて下さい。

これも面倒と思う、物ぐさな方の為に、もっと安直な方法も一応紹介します。

ホームセンターで市販の木工用パテを買って来て、鯉口の内側に、爪楊枝の様な物で塗ります。

これで乾燥したら完了です。

これでも、結構持ちますが、ハバキに木工用パテの削りカスが少し着くので、

稽古後、鞘をひっくり返して、下に向け、テイシツシユ等の上に、

トントンと軽く叩きつけ、鞘の中のパテの削りカスを取ってやるのと、

ハバキを少し、拭いておくと良いかと思います。

いずれにしても、痛みが行き過ぎない内に、補修するのが、長持ちと怪我防止の為に大切です。

やった事の無い方は、試して見て下さい。

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